後払いという言葉を聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか?
BNPLとは「Buy Now Pay Later(今買ってあとで支払う)」を意味する、後払い決済のことです。
日本でも聞いたり、利用したことのあるサービスかもしれませんが、今BNPLが海外で話題となっています。
BNPLは売り上げを伸ばす?
BNPLの利用者は増加しており、
「BNPLは売り上げを伸ばす方法として、消費者や商人たちの中で人気があると証明されている」
と専門家のアナリストであるDaynaFord氏は語っています。
Appleの新しいBNPLサービスとは?
BNPL市場の規制や競争が激しくなる中で、Appleも後払い決済を取り入れはじめました。
「Apple Pay Later」と呼ばれるこのサービスでは、
- 簡単なクレジットチェックと
- Appleとの取引履歴の確認だけで
6週間にわたって4回の分割払いにされた購入ができるようになりました。現在、アメリカでApple Payを導入している数百万の会社から購入が可能です。
日本の後払い決済とBNPLとの違い
これまでお話してきたBNPLと日本でいう後払い決済(先延ばし決済)は少し異なる点があります。
日本では
- 支払い回数が一括で
- 支払いを翌月か翌々月に先延ばしできるが
- 手数料は消費者負担
であることが一般的でした。
しかし海外(BNPL)では、基本的に
- 手数料無料で分割払いができ
- 決済手数料も加盟店負担
とされています。
まとめ
BNPLはコロナで増加したネットショッピングの影響で、利用が増加したと考えられます。
主な企業としては、アメリカのAffirm、オーストラリアのAfter Pay、スウェーデンのKlarnaなどがありますが、日本でもPaidyやメルペイスマート払いなどの後払い決済サービスが開始されています。
AppleやAmazonなどの大企業も進出しているBNPL市場は今後も拡大が期待できそうです。BNPLがもっと身近な存在になっていくのかどうか楽しみですね。
参考:https://techcrunch.com/2022/06/11/apple-enters-the-bnpl-market-as-regulation-competition-intensify
https://squareup.com/jp/ja/townsquare/what-is-bnpl