これまでの語学学習サービスでは、「基本的な語彙」と「文法」を学ぶ段階では役立つが、ある程度流暢になるには『対話形式で話せる環境』が必要だと、Speakの創業者は述べる。
しかし、練習の為に人を雇うのは費用が高く、指導が分かりにくかったり、対応が親切でない場合がある。
そこでSpeakは、AIの活用によって『英語のスピーキングを対話形式で練習できるアプリ』を提供する。ユーザーは、より自然な語彙や発音、構文についてのアドバイスを受け取り、AIチューターと自由に会話ができる。
第2言語として話す英語の会話データを蓄積しており、最先端の技術によって外国なまりのアクセント等にも、適切なフィードバックを提供できるという。
現在、Speak には10万人のアクティブなユーザーと、年間1,500万を超えるレッスンが行われる、韓国のトップ教育アプリの 1 つである(iOS App Store)
月、又は年単位でサブスクリプションを提供して、年間数千万ドルの収益を上げており、かなりの勢いがある。今後は日本語を含む、新たな言語へとサービスを拡大する計画だ。
同社は、OpenAI スタートアップファンドが主導するシリーズBラウンドで2,700万ドルを調達した。
このファンドは1億ドルを「全人類に利益をもたらす」可能性のあるヘルスケアや気候変動、教育に関わる初期段階のAI企業に投資しており、Speakは投資を受けた3番目のスタートアップである。
イーロン・マスク氏らが創設し、パートナーにMicrosoftも含まれており、調達企業は『Microsoftの新しいコンピューター管理システムに早期にアクセスできる権利」を得られる。
資金調達
調達額:2,700万ドル(約38億円)
シリーズBラウンド
調達先:OpenAI Startup Fund
参考記事・画像引用
Speak lands investment from OpenAI to expand its language learning platform • TechCrunch
OpenAI's $100M startup fund will make 'big early bets' with Microsoft as partner • TechCrunch